ハーレーでツーリング等の際に便利なインカムの使い方を知ろう

気の合うハーレー仲間とのツーリングの際に、皆さんなら何を用意するでしょうか。用意しておくと旅をスムーズに、楽しく出来るものは沢山ありますが、その中にインカムというものを取り入れてみるのも良いでしょう。特に重厚なエンジン音が売りであるハーレーでのツーリングの際には、その音で会話をかき消されてしまう事もあります。
インカムがあれば、急な変更事項の連絡漏れ等の心配が減り、安心して旅を楽しむ事が出来ます。ただ、インカムを使うのは初めてで上手く使いこなせるか不安だという人もいるでしょう。

インカムの使い方を知るためにはまず、会話が出来るメカニズムを知る必要があります。現在主流のインカムには、Bluetoothという規格が用いられています。この規格は半径10~100メートル程度の機器同士の接続に強みを持ちます。
通信の範囲はその他の規格に比べて短めですが、その分音声等がクリアに聞こえる特徴があります。大きなエンジン音がするバイクの音に負けないよう、この規格が使われているのです。

インカム同士をリンクさせて会話を可能にするには、お互いの機器を認識するペアリングという操作をします。インカム同士が別々のメーカーでも基本的に問題ありませんが、時折不具合を生じる場合があるので、説明書を持っていくと良いでしょう。また、古いタイプのインカムを持つ人と通信をしたい場合には、トランスミッターと呼ばれる機器を使用する必要があります。
最後に確認するのがモードの替え方ですが、商品のグレードにより変わってきます。比較的安価なものであればボタンを押してモードを切り替えますが、最新の高価なものにはインカムに声をかけるだけでモードの切り替えが出来るものもあります。自分のニーズに合ったものを選ぶ事が大切です。