エンジンがかからないときはイグニッションスイッチの故障が原因かも

エンジンハーレーのエンジンがかからないときは、イグニッションスイッチが故障しているケースがあります。点火が正常に行えない状態にあるので、エンジンがかからないばかりでなく、ランプやライト類が点灯しなくなることもあります。
イグニッションスイッチ故障の原因でよくあるのは配線断線やショート・汚れなどです。錆や腐食が発生している場合は、分解して洗浄する必要があります。そのうえで注油して金属同士の接触を滑らかにしていきます。

ハーレーは排気量が大きく、Vツインを採用しているのでエンジンの振動が大きいです。これはハーレーの魅力のひとつですが、同時に車体全体にかかる振動により部品の接触部に僅かなズレが発生し、接触不良を引き起こすケースがあります。分解清掃・注油によって解消すれば問題ありませんが、部品自体が摩耗したり耐用年数を過ぎていたりするならば、新しいイグニッションスイッチに交換する必要があるでしょう。

イグニッションスイッチ自体は高額なものではなく、ネット通販では1万円未満の商品が数多く販売されています。走行中にイグニッションスイッチが故障するとライトが消えたり、エンジンが止まったりする可能性があります。こうした場合は端子の摩耗・接触不良などが原因のケースがあるので、まずは分解して内部を確認するのが得策です。
摩耗がかなり進行している場合は、洗浄・注油で一時的に対処してもすぐに故障が再発するケースが多いので、新品に交換するのが好ましいです。

青いハーレー